フィヨルドブートキャンプでデザインのメンターをはじめて1ヶ月経ちました #fjordbootcamp

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こんにちは、@ken_c_lo です。このブログをなんと7年ぶりに更新します。
最近は納豆に卵を入れないことも多いです。7年の歳月は人を変えますね。

この記事は、フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2021 - Adventar の2日目の記事として書かれています。

Part2もあるよ: フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2021 - Adventar

実は11月から、FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ) というプログラミングスクールのメンターとして、主にデザイン面から受講生のみなさんのサポートをさせていただくことになりました。
1ヶ月やってみてどうなのか、そのへんを書きたいと思います。

自己紹介

フィヨルドブートキャンプ受講生の方など、はじめましての方もまだ多いと思うので、自己紹介します。よろしくおねがいします :bow:

メンターとして何をやってるのか

フィヨルドブートキャンプでは、学んできた技術を生かして最後に自作サービスを作る課題があるのですが、現在はそれに関連する下記のレビューを中心にやらせてもらっています。

  • 自作サービスのデザインレビュー
  • 自作サービスのペーパープロトタイピングのレビュー
  • 自作サービス進捗報告会(毎週水曜夜)出席

自作サービス進捗報告会は、自作サービスを開発中の人たちが、週1回集まって進捗を報告し合う会です。お仕事として出てほしいと言われたわけではないのですが、みなさんの発表聞くのが面白くて勉強になり、またレビュイーの方と直接お話できる機会にもなるので、最近毎週出るようにしています。

他にも色んなタスクを拾いたいんですが、なかなかまだ手が回ってません。

1ヶ月やってみてどうか

フィヨルドブートキャンプはやっぱりすごかった

  • フィヨルドブートキャンプ、今では完全オンラインなんですが、Discord上で常に色んな話題で活発なコミュニケーションや自発的なムーブメントが起こっていて、プログラミングスクールというよりもコミュニティ…もはや一つの街という感じになっててすごい。人がキラキラしていて眩しい。
    • 今年 Slack から Discord に移行して分報を導入してから、コミュニケーションが活性化したという話を聞きました。面白い。
  • フィヨルドブートキャンプがカリキュラムの課題や日報などをやりとりしている本体のWebアプリもあるんですが、そちらも内容・仕組みともによく出来ており、esaの開発の参考にもさせてもらっています
    • このWebアプリ本体の開発・改善もフィヨルドブートキャンプの課題に入っているというのがまた素晴らしいですよね。自分たちの使うものを自分たちで良くするのは良い。

レビュー結構大変

  • デザインレビューが思った以上に大変で、毎回スライド1本書けるくらいのボリュームになってしまう
  • もうちょっといい感じに手を抜ければいいんですが、フィヨルドのみなさんの自作サービスは本当に実際使いたくなるようないいプロダクトばかりで、ついレビューにも力が入る
  • 私は文章書くと長くなってしまいがちで、読む方も多分大変なので、次回から赤字を入れたFigmaのスクショを貼るだけとかにしようかなとか、考えてます

デザインレビューを通して伝えたいこと

  • 対象はデザイナーではなくエンジニアになりたい方々(がほとんど)なので、どういうスタンスでどのくらい突っ込んでレビューするのがいいのか…… 最初はちょっと難しく考えてました
  • デザイナーではないしデザインはできなくて全然OKなので、あんまりダメ出しっぽくしたくなくて、基本的には気づいたことはなるべく指摘しますが、全然対応必須ではなく、ご本人がもしやりたくなったらよいタイミングでやってもらえればくらいの感じに思ってます
  • 少しデザイン的な視点を加えることで、作っているプロダクトが本来持っている魅力をもっと引き出せるということに、気づいてもらえるきっかけが作れたら嬉しいです
  • また、これまでフィヨルドの大変なカリキュラムを頑張って来られて、これからエンジニア就職されるみなさんへの、軽い手土産みたいな感じで受け取っていただければと思ってます

これからやりたいこと

効率化 & ドキュメント化

  • 3回同じコード書いたらDRYにするみたいな感じで、3回同じようなレビュー書いたらそれはドキュメントにしたほうが良さそうなので、そんな感じでデザイン系のドキュメントを貯めて、教材としてストックしていければと思っています。
    • 現状、個別のレビューでいっぱいいっぱいになっちゃってなかなか難しいのですが…ネタはぼちぼちできつつある気がする…
      • (そういうのをアドベントカレンダーに書けば、教材もできて一石二鳥だったのでは?というのに気づいたけど遅かった)

フィヨルドのカリキュラム進めたい

  • Railsで作られてるプロダクトに関わるようになって、はや10年くらいは経とうとしてるんですが、恥ずかしながら未だにプログラミングなんもわからん状態なのでなんとかしたい。裏の目的はこれで入れてもらってます。
  • ここ1ヶ月で結局メンター業で手一杯になってしまって、全然進んでない。
  • 1人でもいかした自作サービス作れるようになりたいです

卒業後も自作サービス開発を続けられるように応援したい

  • 私はもともと自作サービスが作りたくてこの界隈にきて、自作サービスが趣味でそこから幸運にも仕事にできたのもあり、自作サービス作る人を応援したいという個人的な思い入れがあります
  • 自作サービスはリリースして終わりではなく、自分で使ったり人に使ったりしてもらいつつ、日々盆栽みたいにちょっとずついじり続けることにも醍醐味があると思います
    • 大ヒットとかしなくてもいいと思うし、自分以外誰も使ってない(けど自分は便利に使っている)というのでも個人的にはいいと思うんですよね。DIYって感じでやるのいいと思う
  • とはいえ、就職したら最初の一年とかは特に大変で、時間も取れなさそう…
    • そんな中自作サービス開発が続けるのを応援できるような仕組みを何か作れないものかと、この間 @machida さんとも話してました
    • 仕組みについてはまだノーアイデアなんですが、自作サービスへのデザインレビューが、その後の継続的な開発へのモチベーションにつながるといいなあというのはちょっと思いつつやらせてもらってます
  • ちなみに、自分も昔は自作サービス作りたいネタが色々あったはずなんですが、近年あんまり不満がないのか全然いいの思いつかないんですよね…。そんな中、フィヨルドのみなさんはいいサービスを作ってたり思いついたりしてるので、すごいなあと思って見ています

ブログ書こう

  • 本件とは直接関係ないですが、さすがに7年ブログの更新を寝かせるのは長過ぎた
  • 書かない時間が長くなればなるほど、どんどん書くのが億劫になってハードルが高まるので、もう少しこまめに何か書いていった方がよさそう。
  • ブログは書いてませんでしたが、docs.esa.io はたまに書いてます。
    • 特にフィヨルドブートキャンプに入ってからは、その中のドキュメントの充実具合に感銘を受けて、esaのドキュメントもちゃんとしなければ…と思ったので、以来、比較的がんばって更新するようになりました。これも思わぬ方向からの収穫でした。

最後に

アドベントカレンダー、6年ぶりくらいに書きました。

久しぶりのブログエントリなので勝手にプレッシャーに感じてましたが、フィヨルドブートキャンプのアドバイザーでもある @yhara さんの記事を読むと、もともと5分でさくっと書けるtipsを紹介するバトンのようなものだったみたいです。

日本における技術系アドベントカレンダーの歴史 - yhara.jp

5分でさくっとかけるような tips でいいのです。そういう tips の方が意外と有用だったりもします。やってみると、自分では Perl のことに詳しいつもりでも、知らないことが多かったりするものです。

5分…にしては、やっぱりちょっと長くなってしまったぞ。 文章長くなっちゃうの悩みなので、2〜3段落で終わるような短いエントリをシュッと書くみたいなのを今後の目標にしていきたい。

タイマーをセット!もよさそう


と、いうわけでですね、この記事は、フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2021 - Adventar の2日目としてお送りしました。