#やんちゃクラブ ファングッズの話
おはようございます、 @ken_c_lo です。2021年12月10日の、朝です。ここで、タイマーをセット…
この記事は、やんちゃクラブリスナー Advent Calendar 2021の 10日目としてお送りします。
やんちゃクラブとは?
やんちゃクラブとは、@yancya さんが毎日(毎朝)30分ほど、自宅マンションの屋上で、いつも大体ほぼ同じ構図で約30分間一人語りを続ける動画である。
繰り返すが、毎日である。屋上で、休日も豪雨の日も極寒の日も。毎日配信するのはおかしい。そして驚くべきことに毎日面白い。毎日面白いのは本当にすごいことだと思う。
やんちゃクラブリスナーには大別して2種類いる。毎日その日のうちに必ず観て、かつ自分が観始める前の過去回も遡って全部観た人と、必ず毎日ではなく気が向いた時に観て、見逃した回は無理して追わない人がいる。
yancya さんご本人によると、やんちゃクラブは初回から全部通して観て「第何話が〜」とか語るような種類のものではない、例えば「サザエさん」を第一話から全部観たりはしないでしょう?とのことで、後者の「サザエさんスタイル」の観方が推奨されている。
しかし、わしを含めたおそらく数人の人々は前者スタイルに近いかたちで毎日欠かさずチェックしていると思われる。
知人がただ独白する動画を毎日30分かけて必ず観るのもおそらく何かがおかしい気がするが、観てしまうのだから仕方がない。毎日配信するんだから、毎日観るよね。毎日面白いんだもの。
やんちゃクラブを1日30分毎日見ると、人生の2%強をやんちゃクラブに費やす計算になる。
— 🎹 (@p_ck_) October 12, 2021
そのやんちゃクラブだが、開始当初は yancya さんが誰にもバラさず1人で配信して、1人で観ていたと思われる。ちょうど1クール分くらいの過去の動画がたまった段階で、どういうわけか流出し界隈に広まった。 私が最初に観るきっかけになったのはこのツイートだ。おそらく第一発見者は @suginoy さんであろう。
チャンネル登録しました。 / “やんちゃクラブ” https://t.co/8LEsBEgy30
— suginoy (@suginoy) September 30, 2021
当時は、"やんちゃクラブ" でYouTube検索しても、元気なお子さんの動画か、ワイルドな若者達の動画ばかりが出てくる感じだったのに、suginoyさんはどうやってやんちゃクラブのURLを探し当てたのだろうか?謎だ。
そうしてやんちゃクラブの存在が公になった当時の最新回がこの「第二次小バエ戦争勃発」だった。初期のやんちゃクラブを代表する神回との呼び声が高い。
#やんちゃクラブ、シーズン1のクライマックスだった。屋上で麦わら帽子の眼鏡かけたアラフォー男性が独白しながら16分間コバエを叩き潰し続ける…圧巻だ 第二次小バエ戦争勃発 https://t.co/NCUEi2TgqC @YouTubeより
— Kakutani Shintaro (@kakutani) October 2, 2021
これがめちゃくちゃ良くて、他の動画も観始めてしまい、その日のうちに既にストックしてある分は遡って全話観てしまった。その後も毎日更新を追い続けて今に至るというわけです。
#やんちゃクラブ - Twitter検索 / Twitter
所有のファングッズ
さて、やんちゃクラブには様々なグッズが登場し話に彩りを添えてくれる。 yancya さんはわりと豪快に散財し、今自分が欲しいと思うものを気持ちよく買っていく。これもやんちゃクラブの見所の一つなのだが、毎日30分間 yancya さんを観ている我々も、つられて散財してしまうことがある。そのようにして得た物はやんちゃクラブファングッズと呼ばれることもある。
ここで我が家で所有しているファングッズについて紹介したり自慢したりしたい。
LOGOS『あぐらチェア』
我が家が yancya さんがやんちゃクラブを撮影しているときに座っている椅子『あぐらチェア』について知り、似たものを入手したのは、やんちゃクラブ動画の存在が界隈に発覚する少し前に遡る。
屋上のポテンシャルを引き出すために援軍を呼んでみたら優勝してしまった…… pic.twitter.com/IHcq3hnfoK
— yancya (@yancya) September 17, 2021
この当時、yancya さんはやんちゃクラブ動画の存在については伏せつつ、屋上でチルしている様子(「屋上活動(屋活)」と呼ばれている)をたびたびツイートしていた。その中で LOGOS のあぐらチェアを見かけて、良さそうな椅子だなあと思って気になっていた。
yancya家のあぐらチェアは、おそらくこのモデルだと思われる。
Amazon | ロゴス(LOGOS) あぐらチェアプラス(オレンジストライプ) 73173027 (約)幅57×奥行65×高さ64.5cm(座高20cm) | ロゴス(LOGOS) | チェア
ある日、うちの夫である @tatsuosakurai と吉祥寺に出かけた時、LOGOSのお店で似た椅子を見かけた。
「あれは、yancya 屋活モデルじゃないか?」と店頭で試しに座ってみたら最高の体験だったため、その翌日あたりに tatsuosakurai がさっそく買ってきてくれて我が家のベランダにもあぐらチェアが設置された。
ロゴスのあぐらチェア、座り心地が良かったのでベランダに導入 https://t.co/uo89qgWpRI pic.twitter.com/IJCdiWckT2
— tatsuosakurai (@tatsuoSakurai) September 25, 2021
あぐらチェアは座面の位置が低くて名前の通りあぐらをかいて座りやすく、地面が近いので座っていて安心感があり落ち着く。一度座ると立ちたくなくなってしまう。また目線が低い場所からローアングルで見上げる感じになるので、普段より空が広く見えるのも良い。
天気が良くて暖かい日はベランダに置いたあぐらチェアに座ってぼーっとしたり、キューブをしたり、スマホを観たり読書をしたりなどをよくしていた。そうやって日光にあたると、この長く続く自粛生活も影響しているのであろう、行き場のない閉塞感や疲労が少し癒やされる気がする。最近は寒いからあまりやってない。
なお、うちにあるあぐらチェアは yancya さんのとはちょっと違うモデルっぽい。 Amazon | ロゴス(LOGOS) Tradcanvas ポータブルあぐらチェア 73173160 | ロゴス(LOGOS) | チェア
ん〜んっんキューブ(んーんっんキューブ)
世にいう「ルービックキューブ」のことである。やんちゃクラブでは「今日のキューブコーナー」があって、 yancya さんがしゃべりながらキューブを回す様子を毎日観ることができる。
「ルービックキューブ」が登録商標であるからなのか、検索避けなのか、理由は忘れてしまったが、なぜかやんちゃクラブでは「ん〜んっんキューブ」という隠語で呼ばれている。「んーんっんキューブ」と伸ばし棒の部分の表記が揺れることもある。両者ともにタイピングしづらさがすごい。
キューブについては、わしは実は最初興味がなくて、「ああいうのはパズルゲームとか数学とかが好きな脳の性能のいい人が好むものでしょう、わしはそういうのはちょっと… 」みたいに斜に構えて見ているところがあった。
ところがある日、実物が我が家に突然届いたことで心境が一変した。
日頃から我々に、ものすごいスピードで様々な商品のURLをリプライしてきて沼にいざなおうとする @takkanm さんという人がいるのだが、今回のやんちゃクラブ界隈での謎のキューブ流行において暗躍したフィクサーも彼であろう。
その takkanmさんから、うちの夫の tatsuosakurai がキーボードを買って送ってもらったら、その中にキューブ一式が紛れ込んでいたのだった。
キーボードを送ってもらってダンボール開いたら、小さい巾着袋があって、専用工具かな?って思ったら…これは…ひょっとして…んーんっんキューブ?!
— tatsuosakurai (@tatsuoSakurai) November 2, 2021
やんちゃクラブでも、確か yancya さんが takkanm さんからApple Watch を買ったら、その中に緩衝材という名目でキューブが入ってて、 yancya さんがキューブにハマったというエピソードを見た。そう、これはやんちゃクラブで見た展開だ。
急にキューブが来たので…… そうかなるほどこれがキューブか……とりあえず触って回してみる。なんかすごく手触りが良い。すべすべしてて回しやすい。子供の頃触ったことがあるキューブとは違う。見た目もかわいくて好みの佇まいだ。
しかし霊感で適当にいじっているだけでは当然、全く何も揃う気配がないので、だんだん辛くなってくる。そういうタイミングで、すかさずエヴァンジェリストがお役立ちリプライを飛ばしてきてくれる。
これの最後の方に解き方どうやって知るかみたいなののせてます https://t.co/lk48FlWbsu
— えむ。 (@takkanm) November 3, 2021
そうか、キューブを揃えるには既に確立されたメソッドがあって、それを覚えるとなんとか揃えられるのか…覚えるだけなら自分でも多分なんとかなるやも…?と思い、回しはじめて現在に至る。
まさか自分がこんなにハマるとは夢にも思っていなかった。6面揃えられるようになるまでは、1週間以上かかったような気がする。自力で6面揃えられるようになってからは、キューブに半日溶かしたりはせず、適切な距離感でキューブと向き合えている気がする。
キューブはやればやるほど成果としてわかりやすく現れてくるのが良い。着実な進捗は人の心を癒やす。リアルワールドはなかなかこんなふうにわかりやすく進捗してくれない。そもそも初心者だからわかりやすく進捗してるだけだとは思う。
そんなわけで、今、我が家には以下の3つのキューブがある。
GAN356 M Stickerless
ほぼ半日溶かしてやっと完全一面というやつが出来たな… https://t.co/nU1OoPWAUe pic.twitter.com/WQmqHfS6uy
— taea🐶 (@ken_c_lo) November 3, 2021
takkanm さんがキーボードに紛れ込ませて送ってくれた、急に我が家にやってきたキューブ。(多分これ だと思ってるんですが、違ったら教えてください)
これがわしが大人になってからちゃんと触ることになったマイファーストキューブになるのだが、すごくさわり心地がよくて回しやすくて現代のキューブの性能に感動した。後述の GAN 12 MagLev に比べると少し重くてしっかりしてて、音は静か。バランスが良い感じで好きです。こんなよいキューブをいただいて、ありがとうございました。
ファーストキューブとしてとても良かったので、弟の出産のお祝いに同じキューブを紛れ込ませて送りつけることに成功しました。
MoYu WeiLong WR MagLev Stickerless
もう届いた。回しやすくてシャキシャキいい音がする。チョット重め。 https://t.co/QiUYq9hx3J pic.twitter.com/f5ys8Gx4vn
— taea🐶 (@ken_c_lo) November 8, 2021
確か1週間くらいキューブを回し続けて、そろそろ別のキューブも回してみたくなってきた。でも最高峰っぽい GAN 12 MagLev は他のみんなが買ってるので、ちょっと天の邪鬼根性もあって別のものを試してみたくなってみて買ったのがこれ。
キューブのインナーカラーが紫なのと、「魔域文化」の文字が悪そうでかっこいい。後述の GAN 12と比べるとだいぶ重くてシッカリ回る感じで結構好きです。よく知らないが世界ランク級の人で好んで使う人が結構居るらしいと聞く。そう言われると玄人好みっぽいような感じもしてくる。知らんけども。
キューブのエッジの処理が GANCUBE のものと比べるとちょっと雑で、かどっちょの触り心地がガビガビしててあんまり良くないというのが欠点カモ。
GAN12 MagLev Stickerless Frosted
マイニューギヤー… 軽すぎて笑った #んーんっんキューブ https://t.co/rwVsQ3qVEQ pic.twitter.com/vRcbTZx90h
— taea🐶 (@ken_c_lo) November 15, 2021
6面を自力でなんとか揃えられるようになった頃に、そろそろ買ってもよかろうと満を持して最後に買ったのがこれ。やんちゃクラブ公式キューブと呼ばれている、GANCUBEのフラッグシップモデル。8,000円する大人のキューブだ。とにかくめちゃくちゃ軽くてよく回る。
初めて回した時軽すぎて笑ってしまった。あとさわり心地がすべすべしてて気持ちいい。結局の所これが一番好き。回しやすくてタイムが出る。
takkanm さんが「おもちゃみたいじゃないですか?」って言ってて、たしかに軽すぎておもちゃみたいなんだけど、そういえばこれら、もともと全部おもちゃだよね?って思うと可笑しい。
そういえば一緒にファンシーな色の 2×2×2 も買ったのだった。
QiYi QiDi S2 Neon Edition
2×2×2はまだ揃えられてません…あと一歩っぽいところまでは行くんだけど、そこでくじけちゃってる。
3×3×3 のタイムはやっとのことで1分台前半がたまに出る…みたいなところで伸び悩んでる。フォーム(回し方)を改善したり、もっと迷わず回せるようにしたり、ショートカットを覚えたりしたい。
競技用タイマーはまだ買ってません。 https://cstimer.net/ か、iOSアプリのFinger Timer で測ってる。
やんちゃクラブでは、「おしゃべりキューブバトル」という、人と会話しながらキューブを回したり、相手に話しかけてキュービングを妨害したりするゲームが提唱されているが、自分にはまだだいぶ難しい感じだ……でも人がやってるところを見るのは超楽しそうなので、観戦したいですね。
普通に会話しながら回せそうな猛者もちらほらいらっしゃるので楽しみだ。
『三体』シリーズ
言わずと知れた大ヒットSF三部作小説。たまたま yancya さんと同じくらいの時期に自分もIIIまで読み終わった。 初期のやんちゃクラブには『三体』の影響が色濃く現れた回があり、読んでおくとニヤリとできる。
『三体』の内容について何かいうとネタバレになりそうなのでここでは何も語らないが、とにかくスケールが大きくて自身の想像力が試される感じですごく面白かったです。
ただ、とても長い。そして、あんまり読書慣れしてない自分には読むのがちょっとかったるい部分があって、それも長い。宇宙や未来の話になるとめちゃくちゃ面白いが、そこに至るまでの過程がちょっと退屈に感じることがあった。
私見ですが、Iは後半70%以降、II後半50%くらいから面白さのギアを急に上げてくる。IIIは20%以降くらいのほぼ全編にわたり超面白いという感じだった。
わしはすごいダラダラ読んでて、たまに間を空けすぎて読んでた内容を忘れて一部を複数回読んだりしてて、シリーズ通して読み切るのに1年くらいかかってしまった。
やんちゃさんはAudibleで散歩中に聴いていたそうだが、それもよさそう。そしてAudibleの場合、登場人物の中国語名がどのように読まれるのかはちょっと気になるところだ。
活字で読む時に中国語名の読み方が覚えられなくてつらいのは、最初のうちはネックになって、読み方をメモしながら読んでた(シリーズ読み進めるうち読めなくてもなんか慣れてきた)。
わしはKindleで読んだけど、紙の本だと登場人物一覧の読み仮名付きの栞がついてくるらしい。便利。
なお、笑っていいのかどうなのかよくわからない感じの三体独特のユーモアがちらほら出てくるのを、自分の中で「三体ギャグ」って呼んでて、わしは結構それらが好きです。
三体読んだ人たちで集まって三体飲み会、したいですね。しかし、ちょっと内容忘れてきたのでもう一回読んでもいいかもな。
『秋葉原ラジオ会館』のポストカード
ピクミンブルーム で yancya さんとフレンドになった日に送られてきたポストカードが、さっそくやんちゃクラブリスナーならニヤリとできる場所だったので、ファングッズ感があって思わず拝んだ :pray:
ピクミンはやっとレベル19まで来た。いぬのさんぽとランチ時の外出で主に歩数を稼いでる。
なお、ハム(アマチュア無線)については、わしは全然なにもわからない。
やんちゃクラブ聴いてるだけでうっかりハム4級取れたりしてしまったら面白いな…とかなめたことを最初少し思っていたが、そんなわけないよね。すぐに ハムのコーナーの yancyaさんが何を言ってるのか全然わからなくなりすっかりついていけなくなった。何言ってるかわからないけど面白いので聴いてはいます。
フォネティックコードは言えるとかっこよさそう、実生活でもちょっと便利そうってことから、高校時代に少し覚えたことがあった。忘れたのでまた言えるようになりたい。
第2種電気工事士の筆記試験問題集
次のやんちゃクラブ公式免許(謎)になるという怪情報を得て、ちょうど興味があったので先取り(?)してテキストを買って眺めてる。
いちばんやさしい 第2種電気工事士【筆記試験】 最短テキスト&出る順過去問集 改訂新版 | ねしめ 重之 | 工学・技術・環境 | Kindleストア | Amazon
ちょうど、二種電工のことを考えてましたね
— yancya (@yancya) November 19, 2021
やんちゃクラブ公式免許になるとおもいますので、やっていきましょう
— えむ。 (@takkanm) November 19, 2021
当然だが覚えることがたくさんあって大変そう。ひえっ、ケーブルってこんなにたくさんあるの〜っ?
正答率6割くらいで受かるので難しい計算問題は捨てて挑んだ方がいいって前書きに書いてあった。計算問題苦手なので素直に捨てようと思います。
持ってないけど気になるグッズ
以下はわしは持っていないがやんちゃクラブに登場するグッズの中で気になっているもの。
気になる = 欲しい であるとも限らない。
2万3千円のコップ
Ember Temperature Control Travel Mug 2(355ml)- ブラック - Apple(日本)
yancya さんが屋上であたたか〜いコーヒーを飲むために購入した、飲み物を指定した温度まで温めたりしてくれるスマートタンブラー。すぐに電池が切れてしまい大事な場面でなかなか活躍できないことで知られている。名前が表示されたりするのはかっこいいと思う。
人が何か購入を迷った時にはこのタンブラーのエピソードを思い出し、「2万3千円のコップに比べれば安い」と思ってつい散財してしまうという影響力を持つ。
普通の魔法瓶でよかったのでは #やんちゃクラブ
— suginoy (@suginoy) October 21, 2021
そうな。
HONDA GB350
そういえば初期のやんちゃクラブでは結構バイクの話をしていた。なんだかすでに懐かしい。冬は寒いからあまり乗りたくないよね。
わしは昔、同じく空冷単気筒のSR400に乗っていた時代があって、気に入っていたのだが、SRにはセルがついていないのでエンジンかけるときにキックしなければならないのが面倒で、毎日のように「なぜわしはセルのついたバイクを買わなかったのか……」と少し後悔しながらキックしていた。 そんなSRも今年で生産終了になってしまった。
GB350にはセルがついているらしいのでそこも良い。
先日三鷹駅前でつや消しブラック塗装の似た感じのバイクを遠目で見かけてオッと思ったのだけど、本当にGB350だったかどうか定かでない。かっこよかった。
バイクを欲しいと思うことはたまにあるのだが、自分は所有しても頻度高く乗れる気がしないんだよなあ。寒かったり暑かったり、駐輪場探すのとかもめんどくて。レンタルバイクは気になっています。
まとめ
さて、いろいろなグッズとともにやんちゃクラブを振り返るとともに、結果的に己が書きたいことを書くだけの記事になった。
しかしそもそも、我々(って誰?)はなぜやんちゃクラブを毎日観てしまうのか? それについては語るべきことがまだたくさんあるのだが、これもうすでに結構長文になっちゃ…… あっ、タイマーが鳴ってる…… じゃ、今日はこのくらいにしときますか。
当ブログはやんちゃクラブと違って毎日更新ではないので、話しそびれたことを明日に回すわけにもいかないのが不便だ。いつになるかわからないけど、いつか続きを語ることができたらいいですね。
じゃ、今日も1日やっていきましょう。ばいばいっ!
この記事は、やんちゃクラブリスナー Advent Calendar 2021の 10日目としてお送りしました。
フィヨルドブートキャンプでデザインのメンターをはじめて1ヶ月経ちました #fjordbootcamp
こんにちは、@ken_c_lo です。このブログをなんと7年ぶりに更新します。
最近は納豆に卵を入れないことも多いです。7年の歳月は人を変えますね。
この記事は、フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2021 - Adventar の2日目の記事として書かれています。
Part2もあるよ: フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2021 - Adventar
実は11月から、FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ) というプログラミングスクールのメンターとして、主にデザイン面から受講生のみなさんのサポートをさせていただくことになりました。
1ヶ月やってみてどうなのか、そのへんを書きたいと思います。
自己紹介
フィヨルドブートキャンプ受講生の方など、はじめましての方もまだ多いと思うので、自己紹介します。よろしくおねがいします :bow:
- 赤塚妙子 (ken_c_lo)
- 役割はデザイナーです
- Railsのビューや フロントエンドの一部を書いたり、UIデザインしたり、ユーザー体験を考えたり、文言書いたり、デザインに関連しそうなことを受け持っています
- 7年前に esa という Markdown で書ける情報共有サービスをエンジニアの @fukayatsu と趣味で作りはじめて、その後事業化しました。今では3人でesaの開発を続けています
- esa社を作る前はフリーランスのデザイナーをしていて、ちょうど10年前くらいにフィヨルドの @machida さんが、Ruby界隈のコミュニティに誘ってくれたり、Rails使ったチーム開発の案件を紹介してくれたりしました
- もし、@machida さんがいなかったら今ごろ相当違った人生を歩んでいたことになります
- エンジニアさんに向けたデザイン講座的な発表をたまにしています(かつて、してました)
- ken_c_lo / TAEKO AKATSUKA (@ken_c_lo) on Speaker Deck
- またかつては、プロのエンジニアさんに向けてデザインメンター業をやらせてもらってたこともありました
- (懐かしい資料が出てきた): エンジニア向けデザインメンター(謎)をはじめて、2〜3ヶ月が経ちました
- 夫の @tatsuosakurai と、もうすぐ14歳になる老チワワの カラさん と、東京の三鷹市で暮らしています🐶
メンターとして何をやってるのか
フィヨルドブートキャンプでは、学んできた技術を生かして最後に自作サービスを作る課題があるのですが、現在はそれに関連する下記のレビューを中心にやらせてもらっています。
- 自作サービスのデザインレビュー
- 自作サービスのペーパープロトタイピングのレビュー
- 自作サービス進捗報告会(毎週水曜夜)出席
自作サービス進捗報告会は、自作サービスを開発中の人たちが、週1回集まって進捗を報告し合う会です。お仕事として出てほしいと言われたわけではないのですが、みなさんの発表聞くのが面白くて勉強になり、またレビュイーの方と直接お話できる機会にもなるので、最近毎週出るようにしています。
他にも色んなタスクを拾いたいんですが、なかなかまだ手が回ってません。
1ヶ月やってみてどうか
フィヨルドブートキャンプはやっぱりすごかった
- フィヨルドブートキャンプ、今では完全オンラインなんですが、Discord上で常に色んな話題で活発なコミュニケーションや自発的なムーブメントが起こっていて、プログラミングスクールというよりもコミュニティ…もはや一つの街という感じになっててすごい。人がキラキラしていて眩しい。
- 今年 Slack から Discord に移行して分報を導入してから、コミュニケーションが活性化したという話を聞きました。面白い。
- フィヨルドブートキャンプがカリキュラムの課題や日報などをやりとりしている本体のWebアプリもあるんですが、そちらも内容・仕組みともによく出来ており、esaの開発の参考にもさせてもらっています
- このWebアプリ本体の開発・改善もフィヨルドブートキャンプの課題に入っているというのがまた素晴らしいですよね。自分たちの使うものを自分たちで良くするのは良い。
レビュー結構大変
- デザインレビューが思った以上に大変で、毎回スライド1本書けるくらいのボリュームになってしまう
- 多分これ一本分くらいはありそう: WebエンジニアのためのWebサービスデザイン実践講座 - Speaker Deck
- もうちょっといい感じに手を抜ければいいんですが、フィヨルドのみなさんの自作サービスは本当に実際使いたくなるようないいプロダクトばかりで、ついレビューにも力が入る
- 私は文章書くと長くなってしまいがちで、読む方も多分大変なので、次回から赤字を入れたFigmaのスクショを貼るだけとかにしようかなとか、考えてます
デザインレビューを通して伝えたいこと
- 対象はデザイナーではなくエンジニアになりたい方々(がほとんど)なので、どういうスタンスでどのくらい突っ込んでレビューするのがいいのか…… 最初はちょっと難しく考えてました
- デザイナーではないしデザインはできなくて全然OKなので、あんまりダメ出しっぽくしたくなくて、基本的には気づいたことはなるべく指摘しますが、全然対応必須ではなく、ご本人がもしやりたくなったらよいタイミングでやってもらえればくらいの感じに思ってます
- 少しデザイン的な視点を加えることで、作っているプロダクトが本来持っている魅力をもっと引き出せるということに、気づいてもらえるきっかけが作れたら嬉しいです
- また、これまでフィヨルドの大変なカリキュラムを頑張って来られて、これからエンジニア就職されるみなさんへの、軽い手土産みたいな感じで受け取っていただければと思ってます
これからやりたいこと
効率化 & ドキュメント化
- 3回同じコード書いたらDRYにするみたいな感じで、3回同じようなレビュー書いたらそれはドキュメントにしたほうが良さそうなので、そんな感じでデザイン系のドキュメントを貯めて、教材としてストックしていければと思っています。
- 現状、個別のレビューでいっぱいいっぱいになっちゃってなかなか難しいのですが…ネタはぼちぼちできつつある気がする…
- (そういうのをアドベントカレンダーに書けば、教材もできて一石二鳥だったのでは?というのに気づいたけど遅かった)
- 現状、個別のレビューでいっぱいいっぱいになっちゃってなかなか難しいのですが…ネタはぼちぼちできつつある気がする…
フィヨルドのカリキュラム進めたい
- Railsで作られてるプロダクトに関わるようになって、はや10年くらいは経とうとしてるんですが、恥ずかしながら未だにプログラミングなんもわからん状態なのでなんとかしたい。裏の目的はこれで入れてもらってます。
- ここ1ヶ月で結局メンター業で手一杯になってしまって、全然進んでない。
- 1人でもいかした自作サービス作れるようになりたいです
卒業後も自作サービス開発を続けられるように応援したい
- 私はもともと自作サービスが作りたくてこの界隈にきて、自作サービスが趣味でそこから幸運にも仕事にできたのもあり、自作サービス作る人を応援したいという個人的な思い入れがあります
- 自作サービスはリリースして終わりではなく、自分で使ったり人に使ったりしてもらいつつ、日々盆栽みたいにちょっとずついじり続けることにも醍醐味があると思います
- 大ヒットとかしなくてもいいと思うし、自分以外誰も使ってない(けど自分は便利に使っている)というのでも個人的にはいいと思うんですよね。DIYって感じでやるのいいと思う
- とはいえ、就職したら最初の一年とかは特に大変で、時間も取れなさそう…
- そんな中自作サービス開発が続けるのを応援できるような仕組みを何か作れないものかと、この間 @machida さんとも話してました
- 仕組みについてはまだノーアイデアなんですが、自作サービスへのデザインレビューが、その後の継続的な開発へのモチベーションにつながるといいなあというのはちょっと思いつつやらせてもらってます
- ちなみに、自分も昔は自作サービス作りたいネタが色々あったはずなんですが、近年あんまり不満がないのか全然いいの思いつかないんですよね…。そんな中、フィヨルドのみなさんはいいサービスを作ってたり思いついたりしてるので、すごいなあと思って見ています
ブログ書こう
- 本件とは直接関係ないですが、さすがに7年ブログの更新を寝かせるのは長過ぎた
- 書かない時間が長くなればなるほど、どんどん書くのが億劫になってハードルが高まるので、もう少しこまめに何か書いていった方がよさそう。
- ブログは書いてませんでしたが、docs.esa.io はたまに書いてます。
最後に
アドベントカレンダー、6年ぶりくらいに書きました。
久しぶりのブログエントリなので勝手にプレッシャーに感じてましたが、フィヨルドブートキャンプのアドバイザーでもある @yhara さんの記事を読むと、もともと5分でさくっと書けるtipsを紹介するバトンのようなものだったみたいです。
日本における技術系アドベントカレンダーの歴史 - yhara.jp
5分でさくっとかけるような tips でいいのです。そういう tips の方が意外と有用だったりもします。やってみると、自分では Perl のことに詳しいつもりでも、知らないことが多かったりするものです。
5分…にしては、やっぱりちょっと長くなってしまったぞ。 文章長くなっちゃうの悩みなので、2〜3段落で終わるような短いエントリをシュッと書くみたいなのを今後の目標にしていきたい。
「タイーマをセット」して「やる」のがいいかもしれません(私は昨晩は枠を1時間にして30分書いて、残りの時間でマークダウンをいじったり盆栽的にイジったりtypoを直したりしていました)
— Kakutani Shintaro (@kakutani) December 2, 2021
タイマーをセット!もよさそう
と、いうわけでですね、この記事は、フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2021 - Adventar の2日目としてお送りしました。
前回の1日目は かわせ さんの マウスを使わない開発環境を求めて - ことばこ でした
次回の3日目は ikuma_t さんです!
pplog 非公式 Chrome ゆるふわクライアント情報
@fukayatsu さんが作ってくれました( ˘ω˘)
なにこれすごい便利。そして、かわいい( ˘ω˘)"
pplog ゆるふわクライアント (Chrome 機能拡張)
昨日、キーボードショートカットがついて、キーボードでほねを回せるのがとてもイカしてたので、さっそく今朝本体にもキーボードショートカットが取り入れられました。
そして、なんと今日は、通知機能がついたそうです。すごいーーー!
購読中のポエムラインの新着をお知らせしてくれます。うれしすぎる。メールボックスがこれで爆発しないで済むよ。すごすぎる。ゆるふわどころかガチムチだ!(ってえびちゃんが言ってた
通知かわいい( ˘ω˘)" 今のところ、10分に1回まとめてお知らせしてくれる仕様のようです。
ポエムに書いたんですが、ちゃんとした方のインターネットの、残るブログに書いた方がいいのかなあと思って、書きなおした。
はー、マジ、よい。@fukayatsu さん ありがとう、ありがとうございます( ˘ω˘)"
ちなみに
ゆるふわクライアントインスパイヤで、pplog Webサイト本体にもキーボードショートカットがつきました。
- d: あしあと
- z または f: ほねを回す
- n: 新規ポエム
- h: ホームに戻る
他、なんか色々あるみたい( ˘ω˘)
俺たちのゆるふわインターネット「pplog」 をリリースしました(してました)
自分で言うのも非常に僭越でウザいんですが、本当に今一番面白いインターネットなんです。
pplog - ゆるふわインターネットにポエムを刻もう
昨年の9/27から突如ベータリリースして仲間内で使い続けてるうちにいつの間にか広まっており、正式?に外向きの物を書くのはこれが初めてなのですが、リリースしてましたのお知らせです。
@ppworks さんがプログラミングのほとんどをやり、私がデザインやってます。
他に @fakestarbabyさん、@soplanaさん、@_tbaba さんが仕事の合間にサポートしてくれており、@satococoa さんが今iPhoneアプリを作ってくれてて、大体できてきてます。楽しみ。
使い方やどんなサービスかについて、ここでは特に詳しい説明をしません。(誰かがnanapiに書いてくれるの待ってる( ˘ω˘))
とりあえず、画面右下のほねを回してればなんとなくわかる気がする。
サービスについての説明のかわりに、自分が最初にGitHubのIssueに書いた、恥ずかしいコンセプトポエムを晒します。けど、こんな意図の説明しなくたって、使ってくれてるユーザーさんたち(ポエマーと呼んでる)は、意図を完全に理解して使ってくれてて、すごいなーと思って見てる。
====== (以下、最初にIssueに書いたコンセプトポエムです)======
なぜ、ポエムなのか
ブログとソーシャルの功罪と向き合う時が来た。
人目を気にしてブログに書きたいことを書けなくなった。もしくは、多くの人のウケやアクセスアップを狙うことしか書けなくなった。他人にとって有用ではない事は書きづらくなった。
そんな事はないだろうか?
ブログがインターネットに及ぼした最大のイノベーション、それはパーマリンクの概念の発明だった。ブログ普及以来、インターネット上のあらゆるコンテンツは、固有のURLを持つ事が当たり前になり、それはこの世に多くの恩恵をもたらした。しかし、それは幸せな事ばかりだっただろうか?
氾濫するまとめ記事、アクセスアップを狙ったライフハック記事。多くの人の検証や言及を恐れ、エクスキューズだらけになった記事。かたや、わかりやすい負の感情やツッコミを煽る記事、それを逆手に取った炎上マーケティング。多くの人が短時間に一定のわかりやすい記事に着目し、言及し、一瞬で忘れ去られる。うっかりした若気の至りも、不意に思わぬ多くの顔の見えない人の攻撃に晒され、一瞬で忘れ去られるが、その傷と証拠はずっとネットに残り続ける。
何やら、インターネットが窮屈になってきたのでは。私達が書きたい事を好きなようにかける場所は一体どこにあるというのだろう。
「私はこう思う、こう感じた。」ただそれだけの事を書いただけなのに、うっかり各種ソーシャルでアクセスを集めてしまい、顔の見えない不特定多数の攻撃を受けてしまう。そういうの、何かが間違ってやしないだろうか?別に誰かの検証や対話を必要としていたわけじゃない。自分がぼんやり思っている事をこの世の誰かに知って欲しかっただけなんだ。
かたや、半ば閉じた世界のFacebookで発言するのも、やっぱり人目を気にしてしまう。いいねつかなかったらクヨクヨしてしまうし、仕事上の繋がり、微妙に遠いつながりの人達の目を気にしてしまう。空気読んで、やっぱり話題を選んでしまう。疲れる。つらい。そして、インターネットならではの、思ってもみなかった人に出会う事もない。それもつまらない。
固有のコンテンツがパーマリンクとリンク可能性を持っていることによって、それがソーシャルへ共有されてしまう可能性があることによって、あらゆるネット上へのコンテンツ発信は、常に不特定多数の評価という広義のマーケティングを意識せざるを得なくなった。その評価は無情に定量化され、序列化される。そのことが発信のモチベーションになったり、生活や仕事の糧になったりと、プラスの面はもちろんあるのだけど、同時にそれは発信されるコンテンツを貧しくしてはいないだろうか?私達はもっと自由に、もっと思ったことを言っていい。そして、自分の近しい人や共感できる人のそういうものをもっと読みたいのだ。黙って読みたいし、黙って読んで欲しい、誰かと対話することなくただ黙々と語りたい。そういうものがあるんだ。それがゆるふわポエムだ。
自分の思いを好きなように書ける場所が欲しい。
ブログが生まれる前のテキストサイトは、もっと色んな人が好きな事を好きなように書いていたように思う。そこには直接的な対話もない。大衆の目にさらされ、一度にたくさんの言及や攻撃を受けることもない。一定のファンしか見ない。誰かにとってはつまらないかもしれないが、誰かにとってはクソ面白いかもしれない。それでいいんだ。そんなかつてのテキストサイトのような豊穣を、インターネットに取り戻したい。そのために、一度私達はあのパーマリンクを忘れる必要があるのではないかと考えた。全てがそうなれとは言わない。そういう場所が1つくらい、このインターネットにあってもいいのでは?もっとゆるいソーシャルを、もっと自由なブログを、再発明する必要がある。
ソーシャルに疲れた私達が今欲しいものは、パーマリンクのないゆるふわブログサイトなんだ。
要件とかずらずら
- 誰も読んでくれていないとそれはそれでつまらない。でも近しい人や、自分が直接は知らないけども共感してくれる人、面白いと思ってくれる人、そんな人には読んで欲しいし、自分もそういうものを読みたい。
- 対話はなくコメントも付けられない。ただ1つ、「読んだよ」という印としてのスターがつけられる。モチベーションの源泉にもなり、スターでふざけることもできる。唯一のソーシャル要素だ。スターははてなスタークローンがよい。あれ好き。感動したらたくさんスターつければよい。
- RSS購読のような感じで人のポエムを購読できるけど、自分のポエムを誰が読んでいるかはわからない、ソーシャルのようにフォロー関係を気にすることもない。読みたい人が読めばよいのだ。
- みんなに人気のポエムとかを抽出できるような機能を付けない。あらゆるマーケ要素を排除したい。好きな人だけが読みにくるような仕組みにしたい。
======(コンセプトポエムおわり( ˘ω˘))======
補足すると、この中から、スター(現在は肉球)をたくさん押すという機能だけ途中で無くしました。スター連打したいという声もあったんですが、一つ一つの読んだ痕跡が大事にされない感じがあったのです。
あと、pplogの記事ごとのパーマリンクは、実は無いわけではなく、書いたユーザーしか読めない状態で存在しています。
それ以外は、この通りの感じのプラットホームが、想像以上の素晴らしさで実現してて、毎日みなさんのポエムを読むのが楽しすぎて楽しすぎて、仕事に支障をきたしています。
ppworksさんのHeroku Meetupでのpplogについての発表資料
ポエム by @ppworks http://decknotes.net/slides/168
プログラマのppworks氏の発表。pplogの技術的なトピックにも触れています。
色んなプログラマさんみてきたけど、@ppworksさんは本当いい技術者だと思う。仕事がびっくりするほどクソ早い上にコードもキレイ、アイデアも豊富で、柔軟性やコンセプトへの理解も深く、実にスゴイ( ˘ω˘)
今も作って終わりじゃなくて、日々色んなところを改善して、毎日デプロイしょっちゅうデプロイしています。みんな思いついたら勝手にコード書いてプルリクするし、とても美しいGitHub Flowのようなものが実現できてると思う。Issueは雑談とポエムと( ˘ω˘)だらけで、すごく楽しいリポジトリです。
pplogに寄せられた皆様の声
みなさん、ありがとう( ˘ω˘)
- 2013.12.19 Node.jsでスクレイピング (pplog駆動)
- 2013.12.27 ポエムを刻め pplogがとてもおもしろい
- 2013.12.30 pplog良さそう。
- 2014.01.03 チラシの裏の世界へようこそ
- 2014.01.04 pplogが素敵
- 2014.01.04 最新の1件しか公開できないブログのような 「pplog」
- 2014.01.05 ポエムを共有するpplogに登録してみた
- 2014.01.12 実家の宗教と許嫁の話
- 2013-12-28 かすかな交流の新しいウェブサービス pplog
- 2014-01-20 思いの丈をポエムに綴ろう解き放とう
- 2014-01-23 まったりと気軽にポエムがかけるサイト「pplog」: ライフハッカー 日本版
- 2014-01-23 まったりと気軽にポエムがかけるサイト「pplog」 | マイナビニュース
- 2014-01-27 最新の1件だけ!? ちょっとポエムを書いてみたいという方は試してみては如何でしょうか 『pplog』 | PCあれこれ探索
- 2014-01-30 pplogのミニマム度合いが素晴らしい
ついでに、Google Analyticsをちょっぴり見せちゃう( ˘ω˘)
今こんな感じです。
UUに対してのPVがちょっとおかしい気がしてる。平均滞在時間もちょっとおかしい。黎明期のサービスってこんなもんなのかな。。
そんな感じで、これからもpplogをよろしくおねがいします( ˘ω˘)"
安西先生、ポエムが書きたいです( ˘ω˘)
# 追記
プログラマの @ppworks氏 によるリリースエントリーきてた( ˘ω˘)
わしのよりちゃんと書いてあってオススメです。
「プログラマーってのはさ〜、ネクタイ締めて、スーツ来てさ〜、ヒウィゴッってなわけにはいかねーんだよ〜」
WCAF Vol.11 in 福井 にて、デザインについて話してきました
前回の大阪に続き、@shirokuro331 さんに、今度は福井に来てしゃべりませんか?というご依頼をいただき、日本海のカニにつられて福井に行って来ました。福井の意識高いデザイナーのイベント「wcaf」(ダブキャフ、と読むらしい。カッコイイ。)、イベント自体もとてもおもしろく、また福井のITシーンの熱さに大変刺激を受けました。カニもすごくおいしくて、また福井行きたい。
前回と同様のネタの再演という予定だったんですが、全く同じことを話すのもなんかなあ、申し訳ないなあと思っていたところ、木曜日になって新しいネタを急遽思いついて、前日の夜に急いでスライドを書いたら意外と間に合ってしまったので、両方話させていただきました。おかげで、前半はかなり駆け足の発表になってしまい、ちょっとわかりにくかったかもしれません。。すみません。
こちらは、ズルいデザインの方で前回の大阪と内容はほぼ同じです
新しい方はこちらです。 @ppworks さんの we love heroku のデザインリニューアルについて、アドバイスをした内容をスライドにまとめました。
デザインは、目的のための最適化のメソッドなので、本来は、何か実例をもとにしたケーススタディが一番わかりやすいと思っていたのですが、今までそういうのにピッタリな例を用意できていませんでした。このプレゼンの2日前の木曜日に、@ppworksさんにカフェでご飯を食べながら、we love heroku のデザインの相談を受けて、1時間くらい口頭であーだこうだ言ったら、デザインがかなり良くなり、@ppworks さんもデザインの勘所を身につけてきていたので、こりゃおもしろいと思い、ネタにさせていただきました。
お伝えしたかった事は、エンジニアがデザイン覚えるのは(感心さえあれば)きっと可能だということです。(もちろん、既にデザイン上手なエンジニアさんもいる)。デザインが上手くいくコツというのは、ある程度法則性に基づいた収斂があり、そのパターンの引き出しを増やしていけば上達する。また、デザインのキモは適切な情報設計ということで、これらは理論で展開できるので、エンジニアさんにもとっつきやすそう。そんなことをお伝えするためにスライドを急遽もう一本作ったんですが、会場はデザイナーさんの方が多く、やや内容的に外してる感がありました。
会の内容は、こちらの記事がとても詳しく、大変参考になりました。ありがとうございます。
WCAF vol.11「Design」のレポート(スライド・感想・メモ) - 役立ちぬ開発史、それはただのブログ
コンテンツを意識したデザイン思考 by @toybox_design さん
スキュアモーフィズムとフラットデザインの対比をUXの視点から理論的にわかりやすく説明されており、大変素晴らしいプレゼンで、勉強になり、大変共感しました。そしてスライドが美麗だ!
実世界の比喩を可能な限り排除して、画面内の情報の本質で勝負しようというのが、昨今のフラットデザインと呼ばれるものの試みの思想的背景であると思います。例えば、英語のネイティブスピーカーは、一旦自分の慣れた他の言語に翻訳することなく、直接英語を英語のまま理解して使いますが、それと似たようなことがスクリーンの中でも起こっているのだと解釈するとわかりやすそうです。これからはデジタルネイティブの時代なので、実世界の作法の翻訳ナシでも、直接デジタル界の作法を理解しろよお前ら、という世界観の表明。それ自体は有意義な試みであり、時代の流れの中の必然なのだと思いますが、しかし、iOS 7 とかに限定して思うのは、従来非言語で説明できていたものの多くを、言語説明に頼らなければならなくなってしまったのは、ちょっとそれデザインの敗北なんじゃないかなー的な感じもしており、要は、私も iOS 7 のデザインはあんまり好きくないです。フラットUIそのものを否定するわけではないんですが、iOS 7 は色々つらい。あんまキレイじゃないし白すぎるし動きは大げさすぎて誤動作誘発するし、まあつらい。ユーザーを置いてきぼりにしたデザインのためのデザインという感じがして、しかしそのデザインが言うほどカッコヨクないのがまた腹立つ。iOS 7 のデザインの悪口ならいくらでも出てくるので、iOS 7 をDisる会みたいなのがあったら行きたいです。懇親会でタチバナさんとiOS 7の悪口で盛り上がろうと思っていたのにすっかり忘れてカニに夢中になってしまったのが心残りでありますが、カニ美味しかったしまあいいか。人のスライドの感想に乗じて、iOS 7の悪口を言っただけになりました。
What’s MVP、MVP Global Summit by @xin9leさん
https://skydrive.live.com/view.aspx?cid=6bb303f9b4513bfc&id=documents&resid=6BB303F9B4513BFC%2118721&app=PowerPoint&authkey=!AFzDy04bqjLuJEE&&wdSlideId=258&wdModeSwitchTime=1386968399344
(スライド貼れなかった…スミマセン。。。)
マイクロソフトMVPについてのお話。MVPってカッコイイよなあ。マイクロソフトって最近イケてるっぽい噂はよく聞く。噂だけはよく聞くのだけど、やっぱり自分で殆ど使わなくなってしまったのでよくわからない。そして使う気にまだならない。Web開発者にとって(自分の周辺だけなのかも?)の長年のイメージの蓄積がなんかこうすごくネガティブ寄りになっていてかわいそうな感じがある。ビル・ゲイツだってなんか金の権化っぽい言い方されるけど実際全然そんなことないだろうし、冷静に考えて、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズだったら、断然ビル・ゲイツの方がいい人だと思うし、ギーク感溢れる「こちら側の人」って感じがして好感持てるよなー。ジョブズとかさ、トーク上手いけど、伝記とか読むととにかく突き抜けた嫌な人なんだなあという感想しかない。カッコイイけど、完全にあれ、嫌な奴じゃないですか。まあ、好きなんですけどね。
プログラマ & デザイナのコミュニティの作り方 by @satococoa さん
我らが海老沢さんの #p4d についてのお話。p4d すごいですね。デカくなりましたね。Facebookグループの人数も合計400人を突破したようで、大人気のコミュニティに成長した事を実感します。私も p4dのおかげで、全く誇張ではなく人生が変わりました。RailsもGitもp4dがなければ触れることはなかったかもしれない。仕事も技術の知識も発表の機会もp4dのおかげで頂きましたが、なんといっても一番は、尊敬できる仲間に出会えた事です。p4dのユニークなところに、常連メンバーにバックエンド方面に強いエンジニア(Rubyの人)が多いというのがあると思います。これだけ、バックエンド寄りのエンジニアとデザイナーが積極的に交流するコミュニティは、かつてあんまりなかったんじゃないでしょうか。海老沢さんは、p4dにしても、RubyMotionのコミュニティにしても、本当に良質なコミュニティを運営することに長けたリーダーなのだなあと思います。自分的に主催とかとても無理ぽいし、マジリスペクトです。まさにえびちゃん様様です。割と大らかでありながら、締めるところ必ずしっかり締めてくれる感じのあのバランス感覚が素晴らしいのだろうなあ。
海老沢さんの働きかけもあり、p4d的な動きは各地に波及し、大阪のpmdをはじめ、p4d in 福井が立ち上がりました。楽しみ!
Programmer’s Brain by @xin9leさん
プログラマの頭の中をのぞくという発表。プログラマさん、日々お世話になり接することも多く、まさにあるあると頷かされる内容でした。なんですかね、割と好きな人種なんですよね。理屈で話せば通じるし、理屈がちゃんと通っていれば納得してくれる人が多い感じが好きですね。我々には見えていない世界が見えていて、違う確度から物事を見ていてはっと気付かされる事も多く、ああいうのいいなあと思います。プログラマさんの視点が、自分の中にも欲しいなあと常々思います。
DESIGN for FUKUI のススメ by @taisukef さん
日本のモバイルのフルブラウザの先駆けである、jigブラウザでも名高い、株式会社 jig.jp 社長 福野さんの、福井のアツイ ITシーンについてのプレゼン。感動しました。福井では行政が率先してWeb上にライセンスフリーなデータを公開する「オープンデータ」への取り組みが日本一盛んで、福野さんはその立役者とも言える存在。こういうスゴイ方がとてもフランクにふらっといらっしゃるのもwcaf の凄さだなあ。さらに圧倒されたのはなんといっても「一日一創」、福野さん自ら、1年365日間毎日Webアプリを一つ作り続けるという実践をされている。一日一アプリ、この機動力、発想力、実行力、ヤバイ。そんなコードを自ら書き続け作り続ける社長、福野さんが説くデザインの重要性。いいアプリも、いいデザインがないと使ってもらえない。デザイン次第で、受け止められ方が変わる。福野さん自らデザイナーにもなる!と宣言されており、アツイ。有限実行の方だし必ずや上達されそうだ。
福井のITはなぜこんなにアツイのかとお聞きしてみたところ、福井は民放が4局しかなく、テレビ朝日系列とTBS系列が無いんだそうで、そのおかげか日本一スカパーが早く普及したとか。情報への渇望がITへの関心を促進したのではないかという説もとても興味深かったです。福野さんをはじめ、福井の技術者の方々は、技術だけではなく、ビジネスや地元行政と技術との関わり方を模索しており、技術に対する視野が広い方が多いのではないかという印象を受けました。そしてとてもポジティブで、良いよなあー。
そんな福野さんが今取り組んでいらっしゃる事のひとつが、「電脳メガネ」。ウェアラブルコンピューティングの時代を迎え、IT × 眼鏡で、これからは鯖江の時代だ!世界に羽ばたく福井の鯖江市、そんな未来が本当に来そうだと思いました。はー、楽しみだ〜!
DocPad と Ghostlab で Web 制作をスピードアップしよう by @shirokuro331 さん
今回招待していただいた、wcaf主催のささきさんのプレゼン。実は DocPad も Ghostlabも知らなかったんですが、スゴく便利そうで使ってみようと思いました。DocPadは、Middlemanなどに似た静的サイトジェネレーターなのですが、Bootstrapなどのよく使うテンプレートが、Terminal からダイアログ形式で選べて、すぐにプロトタイプのひな形が立ち上がるというスグレモノ。プロトタイプを速攻で作りたい時なんかは、Middlemanよりも良いかもしれないと思いました。CoffeeScript製というのもオシャレだ。Ghostlabは複数のデバイスやブラウザをSyncしてくれるもので、こちらも便利そう。とても参考になりました。実演も上手だったなあー。ウラヤマシイ。
福井の素晴らしさ
盛りだくさんで素晴らしいイベントだったのですが、何といっても一番感動したのはやはり福井の良さでした。ITに対するアツさ、ポジティブさ。皆さんスキルが高く前向きで攻めの姿勢だ。保守的な感じは微塵も受けなかった。東京ばかりが何かと脚光を浴びがちで、人も集まりすぎだけど、本来、どこに住んでいてもコミットできるのがITの良さだ。これから業界が成熟するにつれて、地方に進出する技術者も増えそうですが、福井は地方とITの関わりあいにおいて、素晴らしいロールモデルだと思いました。
あと、カニ。カニマジうまい。越前ガニのメスはサイズが小ぶりで、ミソと卵がものすごくおいしく、「せいこがに」と呼ばれる。このせいこがにをごちそうになりました。このカニ、福井の地元の方々に愛されており、福井のスーパーでは数百円で買えてしまうらしい。仕事帰りにカジュアルにカニとビールを買って帰る幸せ、いいなあ。お刺身も東京の3倍くらいの厚みがあり、とてもうまい。
福井は県民の幸福度が全国でナンバーワンの県なんだそうです。そりゃー、食べ物がこんなに美味しくて、さらに人々は前向きで、福井、マジいいよなあと思った。
本当、ありがとうございました。また行きたい。
Gitを使ったデザイナーとプログラマの協業について話してきた #P4D #phpcon2013
常連プログラマがほぼ Rubyist しかいないP4Dなのですが、なぜかPHPカンファレンスで枠をいただいたとのことで、デザイナーとGitについて話し合ってみようという企画に参加してきました。
「生煮えぷるり」をプログラマとデザイナーの間で行ったり来たりさせる話
Pull Request 4 Designers - GitHubを使ったプログラマとデザイナーのイテレーティブな開発フロー// Speaker Deck
GitHubを使った、実際のプログラマとデザイナーの協業の様子を見てもらおうということで、私がお手伝いさせていただいている、[https://forkwell.com:title=Forkwell] と [https://jobs.forkwell.com:title=Forkwell Jobs] での開発の様子を例にお話させていただきました。
補足とか
- 「生煮えぷるり」という表現、多分最初にうちのチームで言い出したのは @a_matsuda 氏です。また人の発言をパクってスライドにしました。
- 「FIXYOU」というコミットコメントについて。FIXMEを修正した時に @_tbaba 氏が入れるコメント。これは、コードが「FIXME! (ぼくを直して!)」って言ってるってことなので、「お前を直してやったぞー」という意味での「FIXYOU」なのだそうです。なんかかわいい。Forkwell チーム、基本、コミットコメントは英語なんですが、絵文字使ったり、お茶目英語表現使ったりして、かわいいコメントを書く人が多くて、開発中にちょっと和んだりする。もちろん、意図が伝わることは前提として、かわいみあるコミットコメントは円滑なチーム開発にとって大事よね〜。という話になった。
- 「気持ち悪い状態」が続くこと、について。これは、少なくともデプロイ時には、ユーザーにとってはこのデザインが完成形であるように見える形になっていないといけない。ただ、デザイナーとしてもう少しここを良くするとグッと良くなるよねっていう状態はわかっていつつも、先にマージやデプロイをしてしまって後から直すっていうことがままあるという感じのことです。デザイナーじゃないと一見違いがよくわからない(けど、全体として受ける印象を結構変える感じのデザイン変更)が多いです。デザイン的にあんまりクリティカルな欠点を残したままマージ / デプロイするという事はまずないと思います。プログラマにとってのリファクタリングに似たところあると思います。
- デザインカンプをきれいに完璧に作りこんできたようなデザイナーさんは、上記のような段階的プロセスに拒否感を感じそうだという意見いただいて、私もそうだと思う。どっちが良い悪いではなく、これは受け入れられる人とそうでない人がいるだろうなあと思う。(自分もちょっとつらみを感じる時はある)。
- デザインラフについて、これはプロジェクトマネージャーが作る場合もあるが、その場合も一度デザイナー側で検討して必要があれば変更したりする。基本、要件をテキストベースでもらえれば、それをもとにラフやワイヤーフレームを書くような感じの流れになってます。ラフはプログラマが描く時もありますね。
- 開発はリモートか?という質問について。基本、オフィスに集まって開発をしますが、リモートでも可能な体制になってます。私を含め、フリーランスの業務委託でフルタイムではない勤務体制の開発者も数名いて、自己都合で外から対応させてもらう日があったり、自分の勤務日ではない日や深夜などにおもむろにPushしたり、ぷるりにコードレビュー書いてたりとかはよくある。
- push -f すると、ぷるりのコードレビューコメントがふっとぶ問題について。これについては、完全に消えるわけではなく、Show outdated diff をクリックするとみれるし、大体 rebase する時にはレビューで言及された問題は解決されていることが多いので、さして気にしないでもよいのでは、というのが私の個人的な見解デス。まあ、そのまま残ってた方がより良いかもなあとは思うのですが、それよりも rebase + push -f の利点の方が大きそうな感じがしてます。
前半で、上のスライドを発表させていただき、後半は、デザイナーとGit について、デザイナー数名でパネルディスカッションをしました。濃い話できて良かったし、その後デザイナー4人でずっと飲んでいて、続きの話をずっとしてて、結局 Git は「デザイナー」にとっていいものなのか、ちょっと嫌なものなのかは、実はよくわかんないねっていう話に落ち着いたのが面白かった。私自身はGit & GitHubラブなんですが、確かにピュアな「デザイン」にとって、Gitを使った開発フローは向いてない面もあるのかもって思う時はちょいちょいあって、しかし1人のWeb開発者としてGitは好きだしその思想にも共感できるので、そのジレンマは常に感じているのが正直なところ。
Git って本当にデザイナーを幸せにするの?
従来、純粋な「デザイン」とされてきたものって、伽藍とバザール(古い!)でいうところの「伽藍」的な側面が強く、一方Gitは分散型の「バザール」的な思想だ。そのデザインをいかにバザール的なプロセスでやっていうかというところが、おそらくGitを使うデザイナーの根本的なジレンマの原因なのではないかと思っている。そもそも、頻繁に cherry-pick を使わなければいけないのもちょっと無理矢理感があるのだが、現状それよりベターな解決策が見つからないし、そこも伽藍を無理やりバザール的なプロセスに合わせてるゆえなのかなあという感じがある。
また、Git や GitHub が基本プログラマフレンドリーに作られてるため、そのプロセスにがっつり乗っかると、どうしても自分もプログラマ的思考に引っ張られることになる。その中で、デザイナーとしての役割分担を常に意識しながらチームプレイしていくというのは意外と負荷が高い感じもしてる。
あと、純粋な「デザイン」にかける時間はやはり相対的に減ってしまう。とはいえ、「これは自分の仕事ではないからやらない」という切り分け方を個人的にはできるだけしたくない。しかし、デザインにかけるリソースが減ってしまうことで、プロジェクト全体の利益が少なくなるならそれはよくないこと。意識して、「デザイン」にかける時間を捻出するようにしないといけない。
そんな感じで、Git が本当にデザイナーを幸せにしているのかは、正直なところよくわからないのです。ただ、「デザイン」がどうであれ、Webサービス開発的な視点では、やはりイテレーティブなプロセスは正しいのではと感じる。自分のスタンスとしては、デザインの大切さをちゃんと自覚しながら、デザインをどうやってうまくエンジニアリング的なプロセスに乗っけていくのか、というところでこれからもしばらく悩んでいくべきなんだろうなあという感じ。まだまだ、答え出なさそう…。
個々のプレイヤーにとってアンコントローラブルな状況がなくなるのが Git の一番の素晴らしさでは?
会の後、デザイナー数名で飲みながら話してて、P4Dに来るようなデザイナーは、本来、何かを人に任せておいて分業するのを比較的好まない、全部自分一人でやりたくなっちゃうようなタイプのデザイナーなのに、なんでGitを使うとチームプレイをすごく大事に思うようになるのか、すごく不思議だという話をしてて、これは本当にそう思う。みんな自分1人の小宇宙を作って、そこで自分のやりたいデザインやWebサービスを実現させたくてプログラミングやりたいなーって思うようになったのに、Git以降は、誰かと一緒に作る良さをすごく感じるようになった。不思議だ。
これおそらく、Gitのお陰で、自分にとってアンコントローラブルなブラックボックスがだいぶ少なくなり、何かを変えたいと思えば自分自身の手で変えられる状況が常に手元にあるというのが大きそうだ。この意思決定プロセスの民主化を思わせる設計思想が、自分が一番 Gitを素晴らしいと感じる点。みんなで一緒に作っていながら、全体が個々の意思に沿わない流れになってしまうことが(少なくともコードの中で起きていることにおいては)、GitやGitHubというツールを有効に使うことによってだいぶ減るのだと思う。
もう少しきちんとデザインと向き合わないとな
長年デザイナーをやってるわけですが、デザインは楽しい反面本当にしんどい。自分のレベルも伸びしろも見えてきて、何かちょっと努力しただけで目に見える成長をするのが難しいような状況があり、反面プログラミングっぽい分野は、自分にとって異分野なので、大したない事でも、ちょっと成長しただけで、すごく達成感を感じる事ができる。周りにも、デザイナーなのにすごいねって褒めてもらえる。大したことないのに。あー、こういうのって楽な方に実は逃げてるよね。安易だしズルいよね。っていう話をした。そうなんです。RPGでもレベル低いうちはヘボい敵でレベル上がって嬉しいんですね。こうやってるうちに、デザインがおろそかになり、結果的にどっちも中途半端な人になる(なってる!)のを避けないとまずいなっていうのはすごく思う。
自分や周りのP4Dで会った仲良いデザイナーたちは、プログラマになりたくてコードを書いてるわけじゃなくて、自分のやりたいデザインをやりたいから、自分のデザインでぼくの考えた最強のWebサービスが作りたいからコードを書くようになっただけで、おそらく普通にデザインがやりたいからコードを書くようになっただけなのだよなー(というかプログラミングっぽいことやればやるほど自分にはガチのプログラマは無理だろって思えてくる…)。
そんなわけで、もうちょっとちゃんとデザインをやろうと思ったのが、一番のこの日の成果でした。
Git は素晴らしい!
spacer.gif に Pull Request 送った
ダイエットさせてみました by taea · Pull Request #1 · msng/spacer.gif
64バイトから43バイトにダイエット成功である。
マージされるといいなあ。わくわく(ΦωΦ)
わろた@ken_c_lo git checkout -b rebound
— yocifico (@yocifico) August 23, 2013
歴史あるやつと差し替えても面白かったかもしれない。@ken_c_lo これもいいですよ https://t.co/onI2ThDdim
— Yoichi Fujimoto ® (@wozozo) August 23, 2013